花壇の草取りをするとかえって草が増える?

眠り雑草郎の光発芽性

花壇の草取りをするとかえって草が増える? 花壇雑草の発生は、草花と草花との隙間が空いている時期に多く、繁茂してからは、太陽光線がさえぎられるため、雑草の発生は少なくなります。これは、雑草の種子が、暗いところでは発芽しにくいためであり、この現象を、光発芽性といいます。草取りをするとかえって草が増える、草取りをすることで、雑草たちの発芽を促してしまうのです。

要因は光です。発芽のチャンスをうかがっていた、雑草の種子たちが、光をきっかけに、このときばかりに生育するのです。また生育に必要な酸素も与えることにもなります。故に、花壇の草取りをするとかえって草が増える?こととなります。


Ground cover

グランドカバーの雑草対策

花壇の草取り 、は雑草が成長する3月~11月頃行います。(関東地域)草花(山野草)などには、安全に使える除草剤はありません。草引きによる方法となります。花壇などでは、季節ごとに、草花を植え替える管理が行われますが、草花を植え込む前と植え込む後に行う、除草作業とがあります。庭の雑草対策・<草取りできない

草花、植え込み前の除草

一年生雑草が主となりますが、多年生雑草が混ざって繁茂しているようであれば、それらに有効な除草剤(葉面吸収によるもの)を散布し、根まで枯らしてから植え込みを行います。

草花、植え込み後の除草

雑草が大きくなってから除草すると、手間がかかりますし、草花の根を傷めるので小さい内に草引きします。

光を防ぐ

草花を高密度で植えて、隙間をなくして、雑草の発生を防ぎ、除草作業の負担を少なくすることも良いでしょう。花壇の管理などでは、植栽部分とそうでない部分(園路やくつろぎ空間、管理のため足を踏入れる空間)を区切り(エッジング)、植栽部分以外を、いずれ植栽できるように、防草の友で雑草対策すると、草花の管理もしやすくなり、除草の負担も軽減できます。

花壇の草取りをするとかえって草が増える?
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