雑草防除で快適な空間を実現
雑草防除の目的 は 、まず雑草とは・・ なんだろう?
望まれないところに生える植物である。 と定義されている。いわゆる邪魔者扱いである。
しかし、マメリカのエマーソン(哲学者)は、雑草とは、いまだその価値を見出されていない植物である.すべての草には価値がある、と説いている。また、牧野富太郎先生は、雑草扱いされている植物も、じつに様々な利用法で紹介している。
野にある、小さな花の美しさに気づいたとき、もはや雑草ではなくなるのであろう。雑草かどうかを決めるのは、幸せを思う気持ちと同様で、決めるのは私たちのココロなのである。
雑草の美しさ、すばらしさは、道ばたに足をとめて、じっと見入るときだけ分かるもの。
雑草防除の目的
- 雑草が繁茂することにより、有用植物の生育障害や枯死すること。
- 鑑賞植物の美観を損なうこと。
- 人に被害(雑草による花粉症など)を与えること。
これらを予防したり、取り除くことであります。
雑草の防除法
- 機械的防除法(草かき等の、道具を使用しての作業)
・抜き取り除草
雑草を根ごと抜き取る(大変ですが)ので、再生を防ぐには、最も良い方法です。
・刈り取り除草(いわゆる、草刈りです。)
刈った草を緑肥や堆肥などにすることができ、雑草を利用するために、適した方法です。 - 科学的防除法(薬剤を利用しての防止)
・除草剤による除草と発生防除
・植物成長調整剤による草丈の調整 - 物理的防除法
・マルチングによる発生防止
・火炎放射器などによる焼却
・防草の友工法による防止 - 耕種的防除法(耕したり、樹木などを植えたりして防止します)
・耕うん・整地作業
・植木・地被植物などの利用 - 生物的防除法(天敵や植物のもつ防御作用を利用します)
・昆虫・鳥類などの動物の利用
・植物のアレロパーシーの利用
より詳しく具体的は方法は・雑草対策36計