巨樹探訪と森林浴 H25,10月
鎌池 ブナ林森林浴
- 9:00 松本出発~ ブナ原生林の湖 雨飾山(あまかざり)鎌池
(上信越高原国立公園)- 道中休憩 明科ファーマーズガーデン
白馬 道の駅 ※トイレ
- 道中休憩 明科ファーマーズガーデン
- 11:30 雨飾山 鎌池 着
- 鎌池 鉈池 徒歩散策(森林浴)湖岸で昼食
- ブナの小径 散策~ トチノキ巨樹
- 14:00 鎌池発
- 道中休憩 池田町道の駅 ハーブセンター
- 16:30 松本-
日本百名山の一つに選ばれた雨飾山。
新潟県糸魚川との県境に位置し、山頂からの360°の展望は素晴らしく、2,000mに届かない山ながら多くの登山者が訪れます。天候に恵まれれば、日本海を望むこともできます。山頂に祭壇を祭り雨乞い祈願をしたことが、由来と伝えられています。
太古のブナの森に囲まれ、ひっそりと佇む神秘の池 鎌池
鎌池の標高は1,190m。周りを一周2kmの遊歩道に囲まれ、新緑の頃や、紅葉の時期には多くの人が訪れます。池にはフナ、マスなどの魚が生息しており、池の主は大きな鯉だとか。
池の伝承、鎌池と鉈池(かまいけとなたいけ)
草を刈る鎌の形に似ていることから名付けられたという鎌池。隣には小さな鉈池(なたいけ)があり、地元には、ここを舞台に伝承が残っています。昔、信州と越後の界に向池という池があって、この池に雌雄2匹の大蛇が棲んでおった。この大蛇はたびたび出てはいたずらをして困るので、地元の人たちはどうにかして退治したいと、村中の下肥を池の中へ入れた。すると大蛇は苦しがり、雄は薪棚の上に登って難を避けた。村人はこれを見てすぐ薪棚に火をかけて焼き殺してしまった。
雌はこれに悲しんで、泣きながら野尻湖の方へ逃げた。その逃げる途中の涙の落ちた所が池になった。それが隠居池、鉈池、鎌池である。
行路
国道148号線を松本から新潟方面へ小谷村、下里瀬の信号を過ぎ(信号交差点左にサンテイン小谷)次の小谷温泉口信号機(トンネルとトンネルの間の信号機)を右に曲がります。
114号を雨飾山・小谷温泉方面上ります。ここから車で約30分途中に中土郵便局(右手)・山田旅館(カーブ左手・狭い)をさらに上ります。日帰り入浴もできる雨飾荘を右手にさらに上ります。
(妙高線には入らないように!)
雨飾山登山口キャンプ場の看板をさらに直進上ります。(T字を右にいくと登山口です。登山口から歩いて30分くらいの右手に柳の巨樹があります。時間があれば是非見て下さい。)
右手に柳の巨木を見ながらしばらくすると、左斜めに降りていく道があります。駐車場入口です。
途中狭い所もありますが、探訪ツアーでは中型DXバスで行きました。中型バスの場合、駐車場が満車ですと回れなくなりパニクリそうですので手前の広い場所(左に折れる前)で確認したほうが良いでしょう。駐車場への道を下らずそのまま直進してしばらくすると、右手にトチの巨木が秘かにあります。