サルスベリの短縮法と腐朽部処置
樹木短縮法 は樹木とこれから先も長く友達でいることを目標とします。腐朽部がある古木は丈をそのままにしておくと、根倒れや幹折れで樹木全体がだめになってしまいます。また、古木になれば自然と水を上げる力も弱くなりますので、短縮することで通道距離を短くし、負担を少なくすることことができます。背の低い古木の多くは、背の高い樹木よりずっと長生きをします。
今回は松本市のお屋敷のサルスベリの古木、主幹2又で腐朽部も多く、自重から裂断、幹折の危険性もあるため短縮しました。丈を短くしても古木の趣は変わりません、また枯れ葉も少ななリより愛着が増し、長く友達として過ごすことができるようにもなります。
樹木短縮法の施業には、切り方や腐朽部の処置、根の保護など特殊な技術も必要ですのでご相談ください。ご相談~施業まで承ります