草取り憂さ取り歌
草取り歌 名前を覚えながら、子供に教えながら、鉄道唱歌、琵琶湖周航の歌、お座敷小唄、妙義山など七五調の曲で、調子よく草取りしましょう・・ 憂さも取れます。
~草取り編
1、富士の麓 の月見草、マツヨイグサのやるせなさ、朝露 ツユクサ 友として、儚 く いそしむ草退治
2、オオバコ踏んだらスベリヒユ、きゃろっ葉 蛙に葉が似てる、お酒のつまみの飲兵衛草 、ゲンをかついですべらん草
3、※ぺんぺん草はナズナ草、スズシロ大根 かぶスズナ、はこべらハコベ ホトケノザ、セリ取る御形 ハハコグサ
4、カタバミ家紋の銭磨 き、春に刈るのはハルジオン、秋に刈るのはヒメジョオン、スズメノカタビラ花火草
5、エノコログサは猫じゃらし、カヤツリグサは仲良しそう、シロツメクサはクローバー、いずれも昔をしのばるる
6、ヘクソカズラも花盛り、藪 も枯らすヤブガラシ、クズぐずしてたらヒルガオ、忘るな弁当昼休み
7、葉見ず花見ず曼殊沙華 、ヒガンバナひくワルナスビ、ヌスビトハギにイノコヅチ、オナモミひっつく人もいる。
8、セイヨウタンポポ苦い味、オヒシバ メヒシバ草相撲、罠をしかけて転びたる、子供時代の宝物 9、つくし誰の子スギナの子、伸びる根っこは地獄まで、毛虫遊びのカモジグサ、ジュツダマ ネジバナ コバンソウ
10、ブタクサ カモガヤ花粉症、イタドリ スイバ タケニグサ、メリケンカルカヤ オミナエシ 辛い草取り花添えて
11、ヒメオドリコウソウ立ち揺れて、オオイヌノフグリ瑠璃唐草 、紫草 のスミレ見て、顔吹く風の心地よさ
12、スズメとカラスのエンドウも、アカツメクサにキランソウ、紫白 の花を弔 いつ、草取りする手も興 なれや
13、セイタカアワダチ ヨウシュゴボウ、ヒメムカシヨモギ ホウキギク、ジョンソングラス牧草も、いずれも帰化した外来種
14、妬 みや悔 しさ虚 しさも、蔓延 る雑草引くたびに、心に生えた憂 さを取る、爽然 憂 いの玉箒
15、素直 の自分を見たければ、草取りしやれ とらわれず 、やがて顕 わる不二の山、流るる汗こそ尊けれ
16、ここにとどまる暇あらば、草取りしやれ ひたすらに、自分と向き合う時間こそ、不安焦燥 打ち払い
17、白雲 高く青い空、草取り土くれ汗まみれ、絶え間に聞こゆ揚雲雀 、浮かべる雲こそ我こころ
18、愚なれ鈍なれ作男女、やがて開くる広野には、古寺の鐘なる三光の、一穂青灯豊年だ
19、我慢したけりゃ石思え、凌ぎたければ草思え、幾千万年黙す石、しなりかわす草の術
20、あしたは明日の風が吹く、かしこも楽しここもよし、引きぬく草は細くとも、尊き極みはここにあり
説明
マツヨイグサ=別名:月見草=宵待ち草
朝露ツユクサ=朝露の如し=朝咲いて夕にしぼむ=はかなさ
オオバコ=別名:きゃっろっ葉=蛙に似ている スベリヒユ=別名:のんべえ草=別名:すべらん草(受験生には)=食材とされていた
※3番春の七草~七草のホトケノザ=コウニタビラコ、ナズナ=別名:ぺんぺん草、ハコベ=別名:はこべら、ダイコン=別名:スズシロ、カブ=別名:スズナ、ハハコグサ=別名:ゴギョウ(御形)
カタバミ=別名:銭みがき=10円玉を磨くと綺麗になる=家紋とされている
スズメノカタビラ=別名:花火草 、エノコログサ=別名:ねこじゃらし、カヤツリグサ=別名:仲良し草、シロツメグサ=別名:クローバー
ヒガンバナ=別名:曼殊沙華=花咲くとき葉はがなく、葉でるとき花はない、葉は花を見れず、花は葉を見れず。
ヌスビトハギ・イノコヅチ・オナモミ=ひっつきむし、バカがついた等
オヒシバ ・メヒシバ=子供遊びで草の中、輪っかを縛ってつくり転ばす遊びがありました。
セイヨウタンポポ=茎を縦に4分割くらいして少しさき、その部分を口に入れて、マンマンマン・・とおまじないをすれば、茎が逆さに曲る、それを楽しんだ記憶があります。その味は苦かった・・。日本の在来種、ニホンタンポポ(種類も多い)もあります。
オオイヌノフグリ=別名:瑠璃唐草(帰化植物)=犬の金玉 日本には在来種のイヌノフグリ(絶滅危惧種Ⅱ)があるが道ばたもはや見られない、大切にしたいものです。
スミレ=属名は紫色を意味するラテン語 興なれや=元気が出てやる気が起こる。
爽然・超然=さわやかな様子・物事にとわられない様=自由
憂さ=気持ちが晴れない・辛い気持ち・思うにまかせない、憂い=心配