樹木とは そもさん…
私達(社会)へ「潤い」(うるおい)を与えるよき伴侶!
樹木とは? 樹木を通じて、またなりあいとして生きる者(私共)としては、大切な気持ちというか思いというか、「樹木を植えましょうなぜならば樹木とは、こんなにも良いものですよ」ということが言えずに、何ををもって樹木を植えましょう、剪定しましょうと勧められましょうか・・ですから樹木とは?の問い立てに、もうちょっと深く答える必要があるでしょう・・・
樹木とは?の問いに、植物という答えはだれもが答える答えでしょう。また、陸性植物とか、草本類に対いて木本類であるとか、「多年生植物のうち、地上部分が1年以上生存し続けるものの」とか、立木とか、樹木学では定義として「茎及び根が二次肥大成長を行って多量の木部を形成し、その細胞壁の多くが木化して堅固になる植物」としている。また、炭素という物質と水からなるとか・・これらの解釈はさて置き・・・・(さて置くな!とつっこまれそうですが・・・)
「樹木愛」という言葉があります。(上原敬二)その一文を記しますと・・・
「あらゆる草木はそれの花や、葉や、幹や、枝などの姿態を習性とでもっていみじくもわれわれに囁きかける、私達は異性に対すると同じようにその中から心のあった相手を見つけ出して折ふしのまたは生涯を通じての変らぬ仲善をこしらえることが出来ようといふものだ。」(薄田泣菫)
人生に樹木愛といふことの存すればこそ、この世に潤ひといふ気分を生ずるのである、詩人であり、哲人であることののみが樹木愛に縁の深いものではない、我が国民性のうちには本能ともいふべき樹木愛の精神が充満している。この感情を更に育成して進めることは自然教育の上から見ても
大切なことである。(上原敬二)
それでは「潤い」とは?・・・なんでしょう・・・一口に言ってしまえば、恵み、天恵でしょう・・・
これもまた問いてみれば、社会への樹木からの天恵、恵みとは?・・・
- 癒し
- ゆとり
- 精神的象徴
- 景観美
- 機能美(空間、目隠しなど)
- 酸素の供給
- 二酸化炭素の吸収
- 汚染物質の吸収
- 水の蓄え
- 緑陰
- 湿度調整
- 木材供給(建設~燃料、薪、炭、灰等)
- 家紋
- 薬
- 塗料
- 食文化、果実
- ひも、布
- 土
等々あげればきりがなくなります……
そしてよく観るとそのひとつひとつが関係をもっていて、すべては繋がっています。潤いをたどると・・樹木のないところに人生なし・・(上原敬二)の至言の一語につきるでしょう。
樹木とは…
私達に潤いを与えてくれるよき伴侶です。
樹木を植えましょう!……
ご相談、ご用命はお問い合わせよりご連絡ください。