私たちは花や樹木等の自然に対して、無意識に引き込まれることを経験する。
これは今を生きる人間がヒトとなってからの500万年の間、自然の中で生活してきたことが関係しています。現代は産業革命以後はまだ200年、ということは、99.9%(4,999,800年)はその自然の中で生活をしてきた、その遺伝子を持っています。
ヒトしてのこの経験が人間と自然との同調をもたらし、快適さを生じさせると考えられています。また、人間と自然とは遺伝子レベルで先天的に同調しているため、自然と触れ合ったとき人間としてあるべき姿に近づきリラックスするのだとも考えられています。
植物由来の刺激(フィトンチッド等)は、生理的リラックス状態をもたらし、免疫能が向上し病気になりにくい体となる、予防医学であります。
参考:森林セラピスト・テキスト
