雑草の術・C4型植物

乾燥日向に強い・C4型

雑草の術・C4型植物 の中には、特に乾燥や日当たりに強い雑草がいます。猫じゃらしでお馴染みのエノコログサ、お酒のつまみの、のんべぇ草のスベリヒユ、メシヒバ、オシヒバ、ヒメジョオン、セイタカアワダチソウ、コニシキソウ、イヌビユ、カヤツリグサ、(ノシバ、コウライシバ)等。

これらの雑草は、普通の草(C3型)とは違う光合成回路を持つ草です。C4型と呼ばれます。作物ではトウモロコシ、サトウキビ等がこれにあたり、熱帯・亜熱帯に多く、草類ではイネ科やキク科に多くみられます。

光合成の能力がC3型に比べ2倍ほど高く(2酸化炭素濃縮して効率よく行う)蒸散する速度も遅く、夏になれば(高温・日照り)にればより力強くなります。除草剤などにも強い雑草です。

雑草の術・C4型植物 は、光合成反応においてCO2を取り込む方法に特徴があります。通常の光合成経路であるC3植物では、CO2の固定が始まる際にO2も同時に取り込まれてしまい、光合成効率が低下することがあります。しかし、C4植物は光合成効率を向上させるために、CO2を取り込む際に特別な化学的手順を用いて、O2を排除することができます。

この手順には、CO2を最初に4炭素の化合物(オキサロ酢酸など)に変換する「C4経路」と呼ばれる追加の工程が含まれます。この経路により、CO2が光合成センターであるカルビン回路に効率的に供給され、高温や低CO2条件など、厳しい環境下での生育が可能になります。

雑草対策では、乾燥、日向に強い、これらの雑草から防除することが肝要です。草取りのコツ

雑草の術・C4型植物 の中には、特に乾燥や日当たりに強い雑草
雑草の術・C4型植物 写真は防草の実証実験

かく丸ランド樹木医事務所の宮原康二です。雑草でお困りの人のために、苦土肥料で防草する、防草の友Ⓡ:特許工法をご提案しています。お気軽に、ご相談お問い合わせください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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